林道ー幌尻沢 新冠川源流 ペツピリガイ沢 幌尻右沢のオショロコマ



3日目は、新冠川本流。山小屋から踏み跡を辿り30分ほど歩けば、新冠川本流にたどり着く。踏み跡には、ヒグマの糞や爪の痕跡、深い笹薮・・・ヒグマの匂いがプンプンする。とても一人じゃ歩けない。上の写真は、その踏み跡で見つけたタモギタケ。香りも抜群、キノコ汁、きのこの炒め物、美味かった。
新冠川本流を釣る。魚影の濃さに圧倒される。さすが新冠川・・・。透き通るような流れにスピナーに食らいついたイワナ。同一ポイントで何匹も釣れる。とてもじゃないが、下界では考えられない感激が連続、釣り人を夢の世界へ誘う。
尺クラスは当たり前。生け簀はあっと言う間にイワナとニジマスで一杯になる。水温は10度と低く、決して活性が高くなる水温ではないのだが、無垢なる源流イワナに水温は関係なし。 秋山君が試験的に使ったウルトラマンにも食らいつく。ウルトラマンなら子供しか釣れないのかと思いきや尺クラスも釣れたことを付記しておきたい。スプーン、スピナー、ワーム・・・何でも釣れた。無垢なる源流イワナは、動くものなら何でも反応することが証明された。やっぱりイワナの天国は違う。
入れ食いが続くイワナの天然釣堀は、この小滝まで。それ以降は、何故か急にアタリが少なくなった。 岩盤を清冽な水が流れる新冠川。やたら流木が多いのが目についた。
8月中旬にもかかわらず、分厚いSBの残骸があった。雪を砕き、冷たい氷を食べる。 透明な流れから、アメマス系のイワナが釣れた。それにしても魚影は極端に少ない。
素晴らしいポイントが連続しているのだが、ドバミミズやルアーにも反応しない。下流の天然釣堀との落差が余りにも大きすぎる。 巨岩のゴーロ区間も意外に長かった。もちろん、アタリは少なかったが、深い壷で丸々太った31センチの岩魚がヒットしたのが唯一の救いだった。
両岸の木々が切断された残骸。一瞬、集中豪雨か台風の仕業かと思ったが、木は根本からではなく途中から切断されている。恐らく大雪崩による切断だろう。これではイワナもたまったものではない。 暑さに堪らず沢に入って泳ぎまくる秋山君。冷てぇー、気持ちいい、を連発。イワナの気持ちが少しは理解できたかな。水温13度。
新冠川から見た幌尻岳。深い谷から見上げる幌尻岳は、一際高く、さすが日高一の高山だ。山はただ頂上を目指すだけでなく、下から見上げるのも格別である。 上二又。右が神威岳(1756m)を源流とするカムイ沢、左が戸蔦別岳(1959m)を源流とするトッタベツ沢である。右岸高台にテン場があった。新冠川源流を詰め、七つ沼カール、幌尻岳に登るルートのテン場であろう。さすがにゴミはなく綺麗だった。

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