林道ー幌尻沢 新冠川源流 ペツピリガイ沢 幌尻右沢のオショロコマ



5日目。幌尻沢右沢のオショロコマ釣り。左が幌尻沢本流、右が幌尻沢右沢である。 幌尻沢右沢のオショロコマ。鮮やかな赤い着色斑点、パーマークも鮮明である。
この沢は、流れが細く階段状の山岳渓流で、典型的なオショロコマの渓相である。あいにくの雨だったが、全ての壷でイワナとオショロコマが釣れた。同一の小さな壷にイワナとオショロコマが混生していたのには驚いた。イワナもオショロコマと同様小型が多かった。とてもルアーで攻めるような沢ではない。ここは餌釣りの独断場といったところ。
何とこんな小渓流で35センチのイワナが釣れた。やっぱり油断は禁物だ。 餌が少ない割に魚影が濃すぎるのか。写真は、争って餌を追うオショロコマがガラ掛けで釣れたもの。
困難を克服し、やっとルアーにもヒットしたオショロコマ。型はやや大きく、精悍な面構えをしたオショロコマだ。一見イワナに近いような顔をしている。背中の紋様は、気味が悪いような迷彩風の模様をしていた。
飽きるほど釣れるオショロコマ。でも、オショロコマがこんな奥まで追いやられている悲劇の魚だけに全てリリース。いずれ、イワナにテリトリーを奪われるのだろうか。山岳渓流だけにニジマスは一尾も釣れなかった。釣り飽きない作戦として、網に生きたまま入れ、大量に捕獲してから生け簀に放し、観測する作戦を立てた。
たまにこんなアメマス系イワナもヒット。もうキープの必要もないのでリリース。 札内川のオショロコマは7寸から8寸の良型が釣れたが、この沢のオショロコマは全て5寸から6寸といった小型サイズのみ。いくら入れ食いとは言っても、これでは飽きるのも当たり前か。
捕獲したオショロコマを生け簀に放し、観察。写真やデジタルビデオの撮影を行った。背中の大きな紋様に注目、鮮明で何となく気色悪い模様をしている。
新冠・ポロシリ山荘に4泊、全ての沢を探釣し、イワナ、ニジマス、オショロコマと遊び尽くした。新人秋山君がいみじくも言った。「夢のような世界だったな」
こんな渓流天国が、北海道日高にはあるのだ。でも18キロに及ぶ林道歩きはツライ。帰りは、右足の筋肉がつってしまった。心は若くとも、体はやっぱり年を感ぜざるを得なかった。

林道ー幌尻沢 新冠川源流 ペツピリガイ沢 幌尻右沢のオショロコマ

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