バス・ストップ秋田

秋田県つり連合会が決定 バス釣り大会「中止します」 

漁業者との摩擦懸念(秋田さきがけ 2000.3.31付け)

 県つり連合会(川村浩会長)は、五月二十一日に開催を予定していた「第四回秋田県八郎湖バス
釣り選手権大会」を中止することを決めた。ブラックバス“害魚”論が指摘されているなかでの開
催が、釣り人と漁業者との摩擦増大につながりかねないと判断したため。二十五日の役員会で決定した。

 中止について川村会長は「バス釣りの原則はキャッチ・アンド・リリース(釣った魚は再放流)。大会もこの原則に沿って実施してきたが、再放流することへの批判は高まりつつあり、大会を開催することで「再放流禁止』など新たな規制を招く恐れもある」と話している。
 大会は、八郎湖がバス釣りスポットとして全国に知られるようになったのを機に、同連合会が主催して九年から毎年開催。東部承水路湖岸からのルアー釣りで釣果を競ってきた。参加者は年々増加し、昨年は四百三十八人。そのほとんどが二十代で、全体の二割ほどが県外からの参加だという。
 外来魚のバスは、スポーツフィッシングの対象として愛好者らによって国内の各湖沼に放流されているが、県は生態系や漁業資源への影響が懸念されるとして、八年九月には県内湖沼などへの無許可放流を禁止。さらに釣ったバスは再放流せずに持ち帰るよう呼び掛けており、再放流の行為自体を規制することも検討中。

私のコメント

 秋田のバス・ストップキャンペーンが、やっと成果をあげつつある証左。
 県つり連合会は、バスだけではなく、海から渓流釣りまで、多くの魚種を対象としている。バス以外の釣り人にもその危険性が認識されつつあるということだろう。
 県つり連合会こそ、釣り人を代表する団体として、「バス・ストップキャンペーン」の先頭に立つべきである。

バス・ストップ秋田

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送