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Sirakami in early spring2000 Part 5
 昼食は、2尾のイワナを刺身にしていただく。 残雪と巨木。根元が途中で盛り上がったように太くなっている巨木は、威圧感がある。太古の森は峰まで続いている。
クレソン(オランダガラシ)の大群落。本流に流れ込む湧水の流れに群生していた。ナイフで根元を切り取り、生のまま食べる。やや苦味があるが、独特の辛さは、酒のツマに十分。
一面、白い泡となって流れ下る急流。身を切るように冷たい流れは、見ているだけで心が洗われる。 苔蒸した小沢の流れ。大量の落ち葉の下から山菜があちこちに顔を出している。
岩穴から湧き出す源流水。覗き込むと、ゴボッ、ゴボッという凄い音とともに勢いよく流れ出してくるのがよくわかる。この水が、イワナや山の幸を育て、下流の田んぼを潤し、海の幸を育てる。まさに命の水である。
大量の落ち葉を踏みしめながら、山菜を採る。 ブナの芽吹き。
ミヤマキケマン。 早春を告げるネコヤナギ。
ヤマザクラと淡い新緑。 ニオサク(エゾニュウ)の若芽。採取は5月中旬頃から、株の真中に出た若い茎を切り、皮をむいて塩蔵する。煮付け、汁の実として食べる。
 半年ぶりに山を歩いたが、体力のなさを痛感させられた。パソコンにばかり向かっていると体に毒だ、とはわかっていても、やめられない。それでも精神的な充実感は、得られるので、まっいいか。
 早春の白神2000は、いつになく遅い春ではあったが、山の幸にあふれ、可憐な山野草たちも出迎えてくれた。2000年もハッピー、ハッピー!!

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