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シューズ派とタビ派 |
源流遡行スタイルを統一しようと思っても、こればっかりは、人それぞれ。機能は明らかに違うのだが、絶対的なものではないだけに、好みの問題である。 「渓流用タビ」 ネオプレーン素材の地下足袋タイプの底にフェルトを貼り付けたもの。 ・ネオプレーン製で保温性に優れている。 ・軽量、安価である。 ・足裏全体で石をつかむような使い方が可能 ・タビの中で足がズレル欠点がある。 ・つま先を石にぶつけると痛い。 初心者は足を傷めやすい。 ・先割れの靴下を履かなくてはならない。 靴下は、軍足、5本指ソックス ・少々ダサイ 「渓流シューズ」(ウェーディングシューズ) ひも締め式のトレッキングシューズタイプの靴底にフェルトを貼り付けたもの。 ・靴の中で足がずれない。 ・つま先のガードが固く安定している。 ・フットフォールドに立ち込みやすい。 ・保温性なし。ウォーターソックスが必要。 ・高価である。 ・ヘツル時などに、足裏でつかむような使い方ができない。特に草付けや泥壁に弱い。 「ヘルメット」 ヘルメットは重いが、落石や滑落した場合の頭の保護はもちろん、藪こぎでは、絶大な威力を発揮する。沢登りでは定番だが、山釣りでは、余り使用する人がいない。 「スパッツ」 スネの保護と保温のために、ネオプレーン製のスパッツを使う。これにも様々な種類があって、一概にこれという決め手はない。 「ザックの容量」 アタックザックは、2〜4泊程度を想定し、60〜65リットルは必要だ。特に、カメラの好きな人は、三脚やカメラ、レンズなど、どうしても荷物が多くなるので65リットルはほしい。 「トレッキングポール」 これは、特に必要ないが、あると荷のバランスをとったり、弱くなった足首の負担を軽減できる。さらに、激流の徒渉では、深さの測定や支点にもなるので、なかなかのスグレモノだ。オジンクサイと言われれば、それまでだが、年には勝てなくなった。 |
スパイク付地下足袋とスパイク付シューズ |
山越えの場合は、フェルト付のものは滑って使い物にならない。登山靴かスパイク付となるが、沢から沢へのルートには水陸両用の機能が必要であり、登山靴はあえなく敗退するしかない。 「スパイク付地下足袋」 ・軽く、かさばらない。 ・履くときに、やたら面倒だ。 ・つま先のガードが甘い。 ・先割れの靴下を履かなくてはならない。 ・足裏感覚を生かした遡行が可能。 ・保温性がなく早春や10月以降はつらい。 ・安価である。 「スパイク付シューズ」 磯用のシューズでも十分 ・履くときに簡単。 ・つま先などのガードは固い。 ・荷物になると、ややかさばる。 ・10月以降の遡行には、保温性に勝る。 私の場合は、安価と機動性を優先し、沢では渓流用タビ、山越えでは、スバイク付のシューズを使用している。 |
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