イワナ釣り最盛期・イワナ写真集、黄金イワナ、ヤマワサビ、タケノコ、早春と盛春の草花・山菜・・・ |
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| 新緑の谷にワサビの白花が満開に咲くと、イワナの活性度はピークに達する だから週末ともなれば、雨が降らない限り谷に直行したくなる 5月10日(日)、5月16日(土)の二回にわたってワサビ沢に入渓・・・ 案の定、イワナは入れ食い・・・釣りに飽きるほどイワナの活性度は高く、いずれも二時間ほどで竿をたたむ |
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| 五月晴れともなれば、谷には大量のブヨが発生する 竹濱毛バリを試す絶好の機会ではあったが、前回の山釣りで残ったブドウ虫が2パック残っていた それを破棄するのはもったいない・・・ということで、いずれもエサ釣りとなってしまった エサ釣りにこだわった理由はそれだけではない ブヨが大量発生しているとは言え、5月中旬は、毛バリのシーズンが始まったばかりで盛期とは言えない 特に階段状の釜が続くような渓では、雪代で渦巻く岩穴の底深くに隠れているイワナも多い その黒くサビついたイワナを引き出すには、エサ釣りに勝るものはないからだ |
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| ▲ワサビ畑が延々と続くワサビ沢 1週間前に竿を納めた地点まで一気に歩き、ワサビ畑が広がる地点で沢に下りる 今日こそは、源流まで詰めたいと思っていたが、スタートが二時間半のロスでは到底無理である 天気は晴れ・・・ポイントを丁寧に探り、釣り上げたイワナの撮影に専念することにする |
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| ▲ポイント毎にイワナが飛び出す(画像は5月10日) 前回も入れ食いが続いたが、今回はそれ以上だった エサ釣りの仕掛けで最も重要なポイントは、季節、川幅、天候、水量によって変化するオモリの選定である だから、家で仕掛けを作る場合、決してオモリだけはつけない オモリは、沢に入ってから、その日の水量、流速等を瞬時に読み、それに合わせてつける ちなみに5月10日は3Bのオモリ、5月16日は2Bのオモリを使用した |
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| ▲1週間前(5月10日)に釣り上げたイワナの画像集 野生の引きも楽しいが、十匹十色の個性を放つイワナを撮るのも楽しい だからキープサイズのイワナが釣れようものなら、必ずデジカメに記録することを怠らない ただしキープするイワナの数は、刺身サイズが2〜3尾(4〜5月のみ)、塩焼きイワナは家族の人数分だけあればよい それ以上釣り上げた場合は、撮影が済むと流れに返すか、潔く竿を納めるのが原則である こうすれば、日帰りでキャパシティが小さい沢でも、毎年入れ食いを堪能できる |
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| ▲雪代に磨かれ渓に同化した美魚・ニッコウイワナ 黒いサビもとれ、斑点が大きく鮮明な個体 イワナの活性度が高くなると、白く目立つブドウ虫にはすぐに反応する モタモタしていると、喉の奥まで飲まれ、針を外すのに難渋する・・・そして何より釣り上げたイワナが弱ってしまう それを防ぐには、早合わせぎみに合わせるのがベスト 時に早合わせで逃がす場合もあるが、リリースしたと思えば心も軽くなる |
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| ▲白泡渦巻く岩穴に潜んでいたイワナ 黒くサビついている顔に注目・・・ 小沢の場合は、階段状ゴーロの滝壺と言えども決して大きくない 緩い流れ出しで粘るが反応がない・・・おかしい、いないはずはない・・・ 巻き込む流れに乗せて滝壺落ち口近くの岩穴にエサを送り込む・・・そしてヒットしたのが上の個体だ |
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| ▲岩が黄色ぽっくなると、イワナも黄色系の体色を帯びる なぜか刺身サイズに成長すると、斑点が小さく不鮮明な個体が多い 光に水面が煌めき、イワナもキラリと光り美しい |
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| ▲今回、最も美しい輝きを放った黄金イワナ 全身が黄金色を帯びたイワナは珍しい・・・とは言え、何度かお目にかかっている その美は、何度出会っても感動させられる 頭部の斑紋はほとんど消え、側線より上部の斑点は小さく不鮮明で黄金色だけが際立つ |
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| ▲黄金イワナの全身を撮る 突然変異で体全体が黄色になったイワナを、金イワナと呼ぶ 自然界では、決して珍しいことではなく、黒系の色素が生産されないアルビノ現象によって生まれるという 完全なアルビノ個体は、眼にも色素がなく、血液の色素が透けて見えることから赤い眼をしている しかし、上の個体は、眼が黒く、血液の色素も見えない この沢は花崗岩からなる美しい沢だが、一部黄色の岩が見られる 沢は、遡上も流下もできないほど傾斜がきついため、黄色い岩のある場所に定位し同化したためだろうか |
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| ▲緑色を帯びたニッコウイワナ 緑系のイワナは、なぜか頭部の斑紋も側線前後の斑点も鮮明な個体が多い この特徴は、この水系一帯の特徴でもある |
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| ▲全身、真っ黒にサビついた黒サビイワナ 廊下状の小ゴルジュに懸かる滝でのこと・・・ 滝の落ち口は、雪代で煮えくりかえり、ポイントらしいものは見当たらなかった それでも落ち口右下の岩穴が気になった その岩穴の底へ重いオモリでエサを沈め送り込むとヒット 毛バリでは決してヒットしないイワナでも、エサ釣りなら可能だ・・・それにしても黒さが際立つ個体だ |
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| ▲小滝が連続する厳しい渓を生き抜くイワナ 一般にイワナが生息する沢の勾配は、1/10以下である この沢は、車止めから魚止めまでわずか3kmほどしかない しかし、その間の標高差は約500mもある・・・沢の勾配は、単純平均しても1/6と険しい この落差を考えると、本流あるいは沢の下流部と源流部のイワナの行き来は不可能である まるで石の階段と小滝が連なる奇妙な沢だが、不思議なことにイワナは絶えることがない 大雨や雪代で一旦下流に流されてしまうと、人為を加えない限り上流には遡上できないと思われる そう考えると、この沢のイワナは、激流に耐え一定の場所に留まる特殊な遺伝子を持つイワナではないかと思う |
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| ▲5月16日、イワナ写真集 イワナは、生まれてから三年目で20〜25cm程度に成長するという だからイワナ釣りの対象魚は、満三歳以上に限られることが分かる しかし、その生残率は、満一歳で10%、満二歳で5%、満三歳は数%に過ぎないと言われる 満四歳以上の尺イワナともなれば、数百尾に一尾という低い確率になる つまり、25cm以上のイワナが立て続けに釣れる渓は極めて稀な沢であることが分かる 釣り人が多い沢は、15〜18cm前後の満二歳魚がよく釣れる このぐらいのサイズは、できるだけ弱らせずに流れに返さないと、 25cm以上のイワナをターゲットにした釣りは成り立たないことが分かる 釣り開始は9時過ぎ、竿を納めたのは旧魚止めの滝で11時半頃であった 握り飯を頬張った後、小沢沿いのワサビ畑に突入する |
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| ▲清流のシンボル・ヤマワサビの若葉 ワサビの葉は、艶のあるハート形で美しい・・・だからついついシャッターを押してしまう 傾斜がきつく、きれいな水が湧いているか、斜面のすぐ下に伏流水が流れているような湿っぽい場所に群生する 周囲の林相は、サワグルミ林の場合が多い ワサビが優占するような斜面には、他の山菜(アイコやホンナ、シドケ)は少ないのが難点 |
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| ▲満開に咲き誇るワサビの花の群れ ワサビの旬は、白い花が咲き始める頃だが、葉と茎、根は春から秋まで利用できる もっぱら、地上部をナイフで刈り取り、茎と葉と花を食用にしている 長期保存は、醤油漬けや粕漬けにするのが定番 |
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| ▲刺身用の薬味として、できるだけ太い根を選び間引くように数本採取する 地中にある根の太さは、茎の太さに比例する だから太い茎を見つけたら、手で触りながら根の太さや長さを確認し、間引くように採取する 根こそぎ採取すれば、ワサビ畑は縮小、あるいは絶滅の懸念があるので注意・・・ あくまで主は、根を除いた茎葉である点に留意願いたい |
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| ▲刺身サイズのイワナとワサビの根 根は、ヒゲ根をとり、ナイフの葉先で表面を軽く削り、おろし器ですりおろす 特に釣り上げたばかりのイワナの刺身には、天然特有の香りと粘り気のある野生のワサビに勝る薬味はない |
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| ▲5月10日・・・何とタケノコが生えているではないか(ネマガリタケ) ナイフでワサビを刈り取っていると、落ち葉から顔を出したタケノコが目に止まった 急きょ笹藪に突入・・・まだ出初めだが、味は山菜の中でも超一流だけに夢中になる GW以降の暑さで、タケノコも堪らず土から顔を出したようだ・・・こんなに早いタケノコは記憶にない タケノコとミズ(ウワバミソウ)に豆腐を入れた味噌汁は絶品だった その一週間後、なぜかタケノコは姿を消し、採れたのはわずか数本だけ 恐らく、このところの寒さで頭を引っ込めたに違いない |
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| ▲盛春を象徴するシラネアオイ | ▲ミヤマカタバミとワサビの白花 | ||||||||||||||||||
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| ▲ブナやサワグルミの新緑と残雪の中を流れ下るワサビ沢 渓流足袋を家に忘れて二時間半のロスをしてしまったが、それでちょうど良かったように思う 朝早くに出掛け、あわよくば魚止めまで釣り上がり、ぜがひでも尺イワナを釣りたいと思っていた しかし、山の神様は、それを見透かし、殺生する欲を戒めたに違いない ■採取した山の幸・・・イワナ、ヤマワサビ、タケノコ、ミズ、シドケ、アイコ、ホンナ |
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